大学生の頃、ギターでフレーズ作ったり、アドリブとったりする時、どうしてもペンタのボックスポジションで縦に上下するしかできないな〜って時期がありまして。
今思うと、そのボックスポジションで核家族化してたことが原因かなと。今日はもし同じことで悩んでる方がいたら、お隣さんや地域の方と仲良くしよう!ってアドバイスする記事です。
ポジションの核家族化
まずこれが意味わかんないですよね。笑
例えばペンタトニックスケールを学んだ時、誰しもがまずCメジャーないしAマイナーの基本的なポジションから練習すると思うんですよね。
こういうやつ。
で、それを使えば確かにロックなフレーズ弾けるんですけど、そっからどうしようってなってしまう。そのポジションで延々とリフ作るのも、そのうち頭打ちになってしまうし。。という状態が、ポジションの核家族化です。この4フレット(父、母、息子、娘)しかないですという。
お隣さんを連れてこよう
とまあ、これだといざって時に動けないわけですよ。そこで、お隣さんと連携をとってフォーメーションを作ります。
こんな感じ。
図がちょっとややこしいですが、まずボックスポジションの前後2フレットずつぐらいから、ペンタにあたる音を探します。これがお隣さん。そして、その中からオレンジの四角形(弦が隣り合わせで、フレットは1つまたいでいる)と、青の三角形になる部分を見つけてください。これがお隣さんとのフォーメーション。
※ほんとうは真ん中らへんにも四角形が作れますが、核家族の中にあるので割愛
※※図の右下あたりにもペンタの音はありますが、使用頻度的にこちらも割愛
この辺をちょこまかしてフレージングすると、ネックの上を縦横無尽に駆け巡ることがかなりできると思います。
地域の人も巻き込んで行こう
この調子で、お隣さんからさらに幅広い関係を築いていきましょう。音を探して、それが四角あるいは三角になる部分を見つけます。なお三角形は逆さになっても良いですよ。
図が大変なことに。
ここまで来たら地元ではかなり有名な人になりますね。笑
一つのポジションを縦移動しがちな人は、フレーズの緩急に合わせてスライドやグリッサンドを入れ込んで、それぞれのポジションでフレージングするようにしてみましょう。
ただ、ポジションを知っているだけではフレーズのセンスは磨かれてこないし、発想も乏しいままです。こういった知識を持ったうえで、いろんなフレーズをコピーしていくと、自分では思いつかないような使い方をしていたり、こういうのもアリなんだ、という発見につながります。音楽は実践して反芻して考えてなんぼですからね〜。
さらに上級者の方は、横向きの三角形を探してフレージングすることをお勧めします!
でも、リアルにお隣さんと三角関係、四角関係を築くのはまずいですからほどほどに。笑