備忘録

どうでもいいこと、けど忘れたくないこと

石田ごうき著「音圧アップのためのDTMミキシング入門講座!」がバイブルになりつつある

 どうもこんにちは。

 僕が自分で曲を作るとき、だいたいバンド形式でできたら良いな〜と思いながらアレンジしては音源にしていくのですが、それぞれのトラックを「こんな音がいいな」と思って作っても、それを並べてるだけじゃダメなんですよね。

 いわゆるミキシングの部分です。音域が被ってるところは周波数をうまく棲み分けてあげたりっていう作業。それを全く独学かつ感覚で今までやってたんですけど、やっぱりうまくいかない。大体の場合滑り台型(低域出しすぎ高域なさすぎ)で、ミックスダウンするとモコっとした音像になって出てくると。それに悩まされ続け、とりあえずマキシマイザーかけるみたいな手段で逃げてたんですが。結局モコっとしてる雑多な感じを綺麗に聞かせることはできなくてって感じで。

 で、どうにかなんないかな〜と思ってこの本を読んだんですよ。

音圧アップのためのDTMミキシング入門講座! (DVD-ROM付)

音圧アップのためのDTMミキシング入門講座! (DVD-ROM付)

 

  石田ごうきさんが専門学校で教えてる内容をひとまとめにした本らしいんですが、これを見ながらチクチクやってると本当に音の棲み分けと全体の音圧アップにつながりました。大体の本って1つずつの音作りか、帯域が被ってる時の2〜3つのトラックの棲み分けでしか教えてくれてないんですけど、この本はキックから上物までの各トラックを混ぜていく流れの中で、それぞれを乗せていく視覚的なイメージを「横から見た図」と「上から見た図」の2つで逐一示してくれるので、自分の曲に照らし合わせて音の配置を考えるのが非常に楽になりました。

 とくに信用できるというか、「考え方ハマってる」と思ったのが、音量バランスの章でドラムとベースのバランスを取ったら次はボーカル(主旋律)を考えるという順序にしているところです。「大体の解説ではオケを作ってからボーカルを乗せるけど、実際はドラムとベースとボーカルが芯にあって、それを彩るためにウワモノがあるんだから、まず芯の部分を整えて、そこから肉付けする感覚でバランス取ればいいじゃん」って考え。

 これ僕もDTMでミキシング始めた頃からうっすら思ってて、特にYUKIとかスガシカオの音源を聴いてると「ギターとかピアノとかって結構おまけみたいな音量やねんなぁ」と。でもやっぱバンドサウンドの武器はギターだしなぁ、って感じでボーカルがギターに埋もれていくミックスにしちゃってたところがあって。結局ギターとボーカルが帯域迷子になるみたいな。その点、リズム隊とボーカルを先に決め込んでしまえば、そこを邪魔しないようにウワモノを載せればいいだけだからめっちゃシンプルに考えることができます。これをバシッと書いてくれてたのは嬉しい。笑

 コンプの使い方も、他の本に比べてどの値が"聴感上"どんな作用をするかっていうのが図付きで説明されてて、これもめちゃめちゃ分かりやすかったです。アタックとリリースもなんっかイメージしづらいな〜とか、「引っ込む」「前に出る」ってどういう概念なん?っていうのが結構「そういうふうに考えたらいいんだ」って落とし込めた感じがしました。

 

 ここまででも十分満足な内容なんですが、欲を言えば左右の広がりを作るにはどうしたらいいかとか、パンニングとコンプで3D的な空間を演出する解説も欲しかったな〜って感じです。

 

 ちなみに、石田さんの本を読む前の僕のミックスがこちら。

www.youtube.com

 とりあえずゴロッとしてて、Logic Pro Xに入ってるリミッターをかけて音圧バカになった感じです。

 

 読んでみて設定をいじった後のミックスがこちら。

soundcloud.com

 YouTubeとSoundCloudやったら音質変わってくるやんけって人ゴメンナサイ。でもそれぞれの音が聞き分けやすくなった気がしません?エフェクトのかかり具合とかも。あとバカっぽい音圧ではなくなった。笑

 

 とまあこんぐらいの変化を得られました。もっともっとこの本にお世話になると思います。それでは。