備忘録

どうでもいいこと、けど忘れたくないこと

【DAW】ライン録音したギターを手っ取り早くステレオっぽく聞かせる方法

 僕アンプ持ってないんですよ。ギターアンプ。なので、ギター録りはいつもオーディオIFにシールドぶっさしてライン録音して、DAW上でアンプシミュレーターかけてあーでもないこーでもないってやってます。

 そうやって録ったギターの音って、ほんとモノラル音源って感じで、全然広がってくれないんですよね〜。何かとしょぼい感じだし、処理に困ります。それをもう1発録るかってなると、なかなかめんどくさくて(僕だけかな)、しょうもないところでミスったりしちゃうんですよね。パンチインは不自然になっちゃうし。

 というわけで、手っ取り早くそれをステレオっぽく聞かせる方法をお伝えします。

 

まず録る

 兎にも角にも録ります。

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 作業画面はLogic Pro Xですが、DAWなら正直どれでもできるので大丈夫です。とりあえず、ギター1チャンネルだけの場合。

 

 

 こっからちょろっとだけいじります。

コピペする

 2つめのトラックを用意して、そこに今録った音をコピペします。それから、2つのトラックのパンニングを左右に振り切る。

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 この状態で聴いてみても、実は左右に広がることはないんですね。ちょっとボリューム上がったかなって感じに聞こえるだけ。いわば、右0.5と左0.5足してようやく1になった状態です。次の工程を経るとだいぶ変わります。

ずらす

 左右に振り切ったどちらでもいいので、10〜20ティックぐらい前後にずらしてください。それ以上ずらすとただずれて録音しただけに聞こえるので、あくまで10〜20ティック程度。

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 ここまでやってみたトラックがこちら。コピペしてずらした以外は音量も何もいじっていません。

 

 聴き比べてお分かりの通り、左右に広がった感が出ましたね。コピペしてちょっとずらしただけなのに劇的な変化です。

 

 なんでずらすとステレオっぽくなるかっていうと、人がモノを立体的に捉えるのと同じメカニズムです。人の目は前向きに2つついていて、それぞれの目の見える範囲が重なっているところは立体的に捉えることができます。微妙に違う2つの角度からモノを見ているので、影や形を細かく認識できるわけですね。

 人間の耳も同じで、2箇所から全く同時に鳴った音は1つにまとまって聞こえるのですが、音の届き方が左右で微妙に異なると、それをしっかり認識し、ステレオ的に2箇所から聞こえてるなとわかるのです。

 

 ゴタクはともかく、これで作業スピードがあがること間違いなし!おためしあれ。