備忘録

どうでもいいこと、けど忘れたくないこと

Don't Know Why / Norah Jones(Jesse Harris)を聴く。

 夏まっさかり。僕はクーラーのついた部屋で日中は寝てて、起きてちょっとDTMで作業して、涼しくなった頃に出て行って、クーラーのついた部屋で力仕事して、夜明け前に帰って、ちょっとDTM作業して、寝るって生活を繰り返してます。

 なのでお祭りとか花火とか浴衣とかアフターとかに何にも縁がない状態です。まあ、いいけど。職場では日夜ハイテンションです。

 今日はまた女子の歌を紹介します。ノラ・ジョーンズ。これも教師時代、9月の歌として紹介したかったんですが、よくよく読むと、、、ご紹介します。

 

Come Away With Me

Come Away With Me

 

 

 ノラ・ジョーンズは、見ての通りインド系の顔立ちでめっちゃ美人なんですが、もうジャズシンガーとしては完璧とも言えるスモーキーな声で、このデビューアルバムがグラミー賞で8冠を獲得しちゃったぐらい最高です。

 僕自身が中学生の時、大人ぶってジャズコーナーのCDを借りようとしたときにこれがランキングで上位に上がってたので借りて聞いたところどハマりした。。みたいな思い出があります。2nd、3rdも名作続きなのでオススメです。

 で、今日はそんな鮮烈のデビューアルバムから1曲めを。MVも作られてますが、実際は1999年にジェッセ・ハリスが書いた曲のカバーです。ノラ・ジョーンズ版の方が有名ですけどね。カヴァーした方が有名になってしまう現象は、まあよくあることですね。

 イントロからいい雰囲気だな〜ってなりますね、詞の初めの方からタイトルが出てきます。

I waited 'til I saw the sun (夜が明けるのを待っていた)
I don't know why I didn't come (なんで来なかったのか私にもわからない)
I left you by the house of fun (楽しげな館に君を残して行った)
I don't know why I didn't come (なんで来なかったのか私にもわからない)

 この第一連の詞がほとんど全てを物語っています。

 訳すとしたらこんな感じ?ですが、「来なかった」ってところが今ひとつ要領を得ない感じですね。これはもともと男が書いた歌なので、この下線部は「お迎えに行けなかった」、つまり「会いに行けなかった」と訳すべきでしょうね。英語圏では、例えば電話してて「今から行く!」って時、「I'm going!」とは言いません。「向かってる」と言う意味で、「I'm coming!」と言うのが普通です。

 でもそれだけじゃないんです。「come」にはスラングで、日本語で言うとこの「イく」に相当する意味があります。わかります?まあ、言わば事後ですよね。完全に。なので、下線部は「イかなかった」という意味にも取れます。

 表立った意味では「迎えに行かなかった」でずっと通るんですけど、その裏にあるスラングの意味もうっすら想起させる雰囲気なんですよね。どちらにせよ「ああ、なんか気まずいカップルの風景だな」ってところがイメージできます。そのイメージでもって、あとのメロディや詞を全て包み込んでしまうんですね。

 

When I saw the break of day (夜が明ける頃を見計らって)
I wished that I could fly away (どこかへ飛んで行ってしまいたい)
Instead of kneeling in the sand (砂浜にひざまづいて)
Catching teardrops in my hand (涙を手ですくう代わりに)

 

My heart is drenched in wine (心はワインに浸かってしまっても)
But you'll be on my mind forever (君のことが頭から離れない ずっと)

 

Out across the endless sea (果てしない海の向こうで)
I would die in ecstasy (快楽に溺れて死んでしまえたらいい)
But I'll be a bag of bones (けれど私は一袋の骨になって)
Driving down the road alone (独りで道を進んで行く)

 

Something has to make you run (何かが君を駆り立てて どこかへ行っちゃった)
I don't know why I didn't come
I feel as empty as a drum (心はドラムみたいに空っぽ)
I don't know why I didn't come... 

 

 あえて最後のフレーズには意味を書かずにおきました。色々な想像ができて、それが歌詞のいいところだなぁなんて思ったりもします。

 さらば!